施設基準
< 小児かかりつけ診療料・時間外対応加算 >
平成28年4月から、小児科医が継続的かつ全人的にお子さまを診療することを目的に、小児かかりつけ診療料制度ができました。当院では、当院を継続して受診され、「小児かかりつけ診療料」に同意された未就学の患者さまに、かかりつけ医として次のような診療を行います。
〇 急性疾患時の対応方法や、喘息などの慢性疾患の管理方法についての指導と診断を行います。
〇 必要に応じて専門医師又は専門医療機関への紹介を行います。
〇 発達段階に応じた指導や助言を行い、健康相談に応じます。
〇 予防接種の接種状況を確認し、接種の時期についてのご相談に応じます。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行います。
〇 発達障害を疑う児の診察等を行うこと、不適切な養育にも繋がりうる育児不安等の相談に応じます。
★休日や夜間、深夜などで当院がやむを得ず対応できない場合、より緊急性が高い場合は
下記の提携医療機関や小児救急電話相談にご相談下さい。
・小児救急電話相談 ♯8000
・鈴鹿市応急診療所 059-382-5066
・津市子ども応急クリニック 059-236-5501
・三重県救急医療情報センター 059-229-1199
< 医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算 >
当院は、マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行う体制を有しております。医療DX推進の体制に関する事項およびより質の高い診療を実施するためにマイナンバーカードによる保険情報・医療情報・薬剤情報その他必要な診療情報を取得し、その情報を活用して診療を行っております。
< 明細書発行体制等加算 >
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
< 一般名処方加算 >
当院では、薬剤の一般名を記載する処方箋を交付することがあります。
一般名処方とは、医師が患者様に必要な薬剤を、「商品名」ではなく「成分名」で表記した処方箋のことです。
一般名処方は、同じ成分であれば薬価が低い薬剤を調剤することが可能となるため、医療費の軽減につながります。また、一般名処方により、同じ成分であれば、同じ効果が期待できるため、供給が不安定な医薬品を調剤する患者様の安全性が確保されます。
ただし、一般名処方は、医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が処方箋に表示されるため、患者様が混乱することがあります。
そのため、当院では、薬剤の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明することを心がけておりますが、ご不明な点はお気楽に医師にお問い合わせください。
< 外来感染対策向上加算 >
当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。
・感染管理者である院長が中心となり、標準的感染予防策に従い,職員全員で院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を定期的に実施します。
・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
・受診時にはマスク着用をお願い致します。(2歳未満のお子様のマスク着用はやめてください)
< 連携強化加算 >
感染症診療・対策において三重病院と連携しています
恒常的に質の高い医療を提供するよう、三重病院と感染症診療や感染対策に関して定期カンファレンスを実施しております。